1．Cマーク（©）とは

Cマークは、著作権の存在を表しています。
Cを丸で囲んだマーク「©」は、「Cマーク」（シーマーク）と呼びます。
「C」は、著作権を意味する「Copyright」の頭文字です。

著作権は、商標出願のような何らかの手続をしなくても、著作物の創作と同時に発生します。
Cマークの表記がなくても、著作権として保護を受けることができます。
Cマークを付けることによって、著作権の存在を示す効果があります。

マークを付ける場所は、左横が一般的です。

2．Rマークとは

Rマークは、商標が商標登録されていることを表します。
「R」は、「Registered Trademark」の頭文字です。
Rを丸で囲んだマーク「®」は、「Rマーク」（アールマーク）と呼びます。

登録商標以外のものにRマークを付けることはできません。
Rマークを付けた場合には、商標法違反になる可能性があります。

マークを付ける位置は、登録商標の右上に付けるのが最も一般的ですが、右下や右横に付けても構いません。

3．TMマークとは

TMマークは、商品の商標を表します。
「TMマーク」（ティーエムマーク）と呼びます。
TMマークは、商標登録されていない商標に対しても、自由に付けることができます。
「TM」は、商標を意味する「Trademark」の略で、Rマークの「Registered」が除かれたものです。

一般的には、商標登録を取得する予定である場合や商標出願中の商標にTMマークが使われます。

マークを付ける位置は、商標の右上や右下になります。

4．SMマークとは

SMマークは、サービスの商標を表します。
「SMマーク」（エスエムマーク）と呼びます
SMマークも、TMマークと同じく、商標登録されていない商標に対しても、自由に付けることができます。
「SM」は、「Services Mark」の略です。

TMマークは、有形の商品に対して付けられるマークであるのに対して、SMマークは、無形の役務（サービス）に対して付けられます。

マークを付ける場所は、商標の右上や右下になります。